24年度売買仲介、最高実績、増収相次ぐ/取扱単価上昇、需要に底堅さ
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2025.06.04
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本紙アンケート調査による主要不動産流通会社の24年度(24年4月~25年3月)売買仲介実績がまとまった。景気の回復感が乏しい中、原材料高と円安などで上昇が続く建築費、用地高などの圧力で高騰する新築分譲マンションや戸建て価格。それに引きずられるように上昇した中古住宅価格。一方で、賃上げを上回る物価高で伸び悩む需要者の購買力と、住宅ローン金利の上昇傾向。不動産流通市場は24年度も不透明要因を抱えながらの展開だったが、多くの流通会社が増収増益基調を維持し、最高業績を上げた。一般需要が低迷する中で、富裕層や投資家・事業法人の動きが取扱単価を押し上げ、取扱件数の伸び悩みをカバーしたのが要因。併せて業態や主力営業エリアによる市況の格差も業績に表れたようだ。・・・続きはこちら→https://www.sjt.co.jp/borrow/97258