商業用案件の管理に／物件概要書の自動出力機能／ｅｓｔｉｅ

　ｅｓｔｉｅ（東京都港区、平井瑛代表取締役）は、商業用不動産の案件情報を一元管理するサービス「ｅｓｔｉｅ　案件管理」に、物件概要書の自動出力機能を追加した。
　「ｅｓｔｉｅ　案件管理」は、不動産売買領域の案件情報を一元管理し、チーム内での分析・ナレッジ共有を支援する業務支援ツール。情報登録時には物件概要書のアップロードによる自動入力や地図との連携にも対応し、案件情報の収集から対外共有までの業務効率化を図り、現場のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）を支援する。
　新機能では、案件ごとに設定された各社独自の物件概要書フォーマットに応じて、システム上に蓄積された物件情報を自動反映し、ワンクリックで出力できるようになる。
　フォーマットは複数登録可能で、オフィスビルや物流施設、ホテル、賃貸住宅など、資産タイプに応じた様式に対応。情報の転記作業やミスのリスクを削減し、現場での正確かつ迅速な情報共有を実現する。
　地図情報の反映にも対応する点も特徴。物件概要書には「ｅｓｔｉｅ　案件管理」上の地図から任意の範囲や縮尺を指定し、そのまま反映できる。最寄り駅との距離や周辺環境を地図上で示すことで、視覚的にも訴求力のある資料を短時間で作成可能だ。キャプチャや貼り付けといった手間が不要になり、現地提案やクライアントへの提出資料作成について、業務の質とスピードの両立が実現できる。フォーマットは複数登録可能で、物件種別ごとに対応している。