5月分の平均金利は3・33%に上昇 住宅金融公庫の証券化住宅ローン金利
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2004.05.13
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住宅金融公庫による証券化支援業務を利用した各金融機関の公庫提携住宅ローンの5月融資実行分金利が出そろった。平均金利は3・33%(4月は3・21%)。最高金利はUFJ銀行の4・00%、最低金利はは函館信用金庫の2・97%。\n 長期金利の上昇基調の影響で店頭金利が上昇、金利2%台を提示した金融機関は7行(函館信用金庫、北陸銀行、北国銀行、西京銀行、大分信用金庫、延岡信用金庫、大分県信用組合)。5月からの新規参入も2行にとどまった。参加金融機関総数は139行。\n 公庫は4月から融資基準を緩和、面積制限を縮小するなどし、使い勝手の改善を図るなど、本格普及に取り組んでいるが、大手都銀が1%台を切る住宅ローン商品を投入するなど、利用件数の拡大に苦慮している。