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虎ノ門ヒルズで「AIスーツケース」実証/森ビルが協力/視覚障がい者の移動支援/10月31日までコース周遊体験 ウォーカブルな街へ

虎ノ門ヒルズで「AIスーツケース」実証/森ビルが協力/視覚障がい者の移動支援/10月31日までコース周遊体験 ウォーカブルな街へ

  • 2026.10.07
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 森ビルは、10月1日から31日まで、東京・港区の虎ノ門ヒルズエリアで一般社団法人AIスーツケース・コンソーシアム(東京都中央区、福田剛志代表理事)が主催する、視覚障がい者の移動を支援する自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」の実証実験に協力する。
 9月28日には、AIスーツケースの開発責任者で、自らも視覚障害のある、日本科学未来館館長の浅川智恵子氏が説明役と被験者役となってウォークスルーを実施する「メディア向け説明会・ツアー」を開いた。
 AIスーツケースは、視覚障がい者の移動を支援する自律型ナビゲーションロボット。見た目はスーツケースだが、内部にコンピューターやセンサー、モーターなどが組み込まれ、人や障害物を避けながら、目的地まで安全にユーザーを案内する。
 また対話型AIを通じた目的地や経由地にある店舗の解説に加え、周囲の状況、店舗のメニューや商品情報の提供、スマートフォンのアプリを用いた商品選びの支援まで、アシスタントのように「対話」しながら街の回遊やショッピングを楽しむことができる。
 例えば、浅川さんがAIスーツケースにアパレル店舗(バナナリパブリック)に行きたいと告げると、その言葉を繰り返しながら確認のうえ、ナビシステムに基づいて浅川さんを先導して店舗に誘導する。店舗内では、浅川さんが目的とするマネキン展示の衣料の前で、素材や色の確認などの対話を行って品定め。そこに店員が話しかけてきて、商談を進めるという設定でショッピングの様子を実演した。
 説明会・ツアーでは電波の関係で交信がうまくいかない場面もあったが、AIスーツケースについて、浅川さんは「技術的な課題の克服、社会的な理解を進めながら、まずレンタルモデルとして、数年先には普及も可能」と話した。またスーツケース型としたのは「身体の前に置くと歩くのに便利で、防御にもなる。盲導犬や白杖を使うのと同じで、一歩先の安全性が確認できる。また街の中に溶けもむことができる」と説明した。
 森ビルでは、ウォーカブル・バリアフリー性能の向上を目指す中で、次世代モビリティの社会実装・社会受容に向けた取り組みを検討・推進する目的で、今回の実証実験に協力した。期間中は日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から虎の門病院への移動誘導に加え、虎ノ門ヒルズカフェでの買い物体験や、レストランフロア、屋外デッキや広場の散策まで、屋内外・地上地下を横断する「ロングコース周遊体験」を提供するという。

虎ノ門ヒルズ駅ホームから浅川さんをエレベーターへ誘導

改札を通過して街へ

アパレル店舗の店内で

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