初の集合住宅用蓄電システム「コロンブスの蓄電」販売開始/さとうベネックほか
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2004.07.29
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さとうベネック(佐藤恭司社長)は、明電舎、信濃電気、新神戸電機の協力のもと、日本初の集合住宅用蓄電システム「コロンブスの蓄電」を開発。このほど販売および販売店の募集を開始した。\n 夜間の時間帯の割安な電力を蓄電、その電力を日中に使用することで、電気代を削減させるというもの。さとうベネックが発想・コーディネート、明電舎がシステムコーディネート、信濃電気がパワーコンディショナ、新神戸電機が鉛蓄電池をそれぞれ担当し、共同開発。従来の約5倍の寿命をもつサイクル専用鉛蓄電池と、充放電の制御をおこなう高効率パワーコンディショナで構成。\n 昼間使用する電気を電気代の割安な夜間に蓄電するため、電気代を大幅に削減。14戸規模の集合住宅の共用部電灯を例にとると、年間約45%の削減効果が見込まれる。\n 全3タイプを用意。販売価格は、「3kWシステム」(30戸ほどまで対応)が138万円 (消費税、標準設置費含む。以下同様)、「6kWシステム」(対応は50戸ほどまで)が218万円 、「9kWシステム」(100戸対応) が298万円 。「太陽光発電システム設置の補助金を加えた費用とほぼ同額か、安いくらいになる」(さとうベネック)という。\n