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世代を超えて住み継げる住環境/パナソニックホームズ 藤井孝社長

世代を超えて住み継げる住環境/パナソニックホームズ 藤井孝社長

  • 2025.07.02
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 --未来の都市と住まいの展望
 これからの都市と住まいに求められることは、再生可能エネルギーの活用や環境への配慮、災害への備えなど、住む人が安心して安全に暮らせる環境です。都市においては防災機能を備えたレジリエンスと利便性の高い街づくりが求められていきます。また、地方では移動しやすく住みやすさとコミュニティにも配慮された街づくりが求められ、自治体や地域住民、企業が共同で地域を創生する取り組みが進んでいくと考えます。サステナブルな住まいや街づくりに取り組むことで、世代を超えて住み継げる住環境を創り出し、誰もが暮らしやすい社会が未来に引き継がれていくものと考えます。

 --AIとデジタル技術がもたらす新たな可能性
 AIやデジタル技術は業務を効率化し企業の生産性の向上を図ることに加えて、生活者の暮らしを向上するための住まいづくりや生活サービスの提供にこそ生かされるべきと考えています。パナソニックホームズは、創業者である松下幸之助の「住まいは人間形成の道場であり、人が生活する上で大切なもの」という理念を原点に、1963年の創業以来、生涯にわたり健康で安心・安全に暮らせる「良家」の実現に取り組んでいます。人を中心に暮らしを考え、そのための住まいや街のあり方を考える。そうした中で、商品の生産過程から、住まいづくりの現場、お客様の生活環境や相談内容などを含む、住まいと暮らしの履歴管理など、デジタル技術ですべてをつなぎ、AIを活用してその家その人にとっての最適解を導くことが、住む人一人ひとりの豊かな暮らしにつながると考えています。

 --メディアの存在意義と求めること
 メディアは、企業と生活者、ステークホルダーをつなぐ重要な役割を担っています。第三者の客観的な視点で正しく情報提供をすると同時に、生活者にとって有益な情報を拾い上げ、光を当てることにも存在意義があると考えます。特に住宅業界メディアは、一般メディアで報道されない業界内の情報を広く報じることで、世の中にこれからあるべき住環境の普及に向けた啓蒙を果たす役割があります。暮らしの質を高める住まいや街づくりの取り組みにスポットを当てて取り上げていただくことで、私たちは未来の住文化の発展に向け、メディアと共に歩んでいけると考えています。
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