錦糸町駅徒歩８分に／都市型物流施設を竣工／プロロジス

　プロロジス（東京都千代田区）は、東京江東区に都市型物流施設「プロロジスアーバン東京錦糸町１」の竣工式を行った。２０２０年から展開させてきた「プロロジスアーバン」シリーズの第７弾で、佐志田倉庫との共同事業。佐志田倉庫が抱える所有物件の機能更新ニーズに対し、プロロジスがソリューションを提供することで実現した。この２社による共同事業は初めて。江東区で、第８弾の提供計画も進めている。
　同施設は、ＪＲ総武線錦糸町駅から徒歩約８分、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線住吉駅から徒歩約６分に位置し、首都高速７号小松線錦糸町出入り口から約４００㍍と、都心部へのラストワンマイル配送のほか、都内全域への広域配送にも適した立地にある。
　鉄骨造地上５階建て、敷地面積約２２４７㎡、延べ床面積約６４７０㎡の物件で、１階はラストワンマイル配送拠点として利用可能な専用区画と上階入居企業のための大型トラック着車場、共用荷捌きスペースを確保している。２～５階は床荷重１㎡あたり１・５㌧、梁下有効高は３㍍で作業用空調を全館に設置したほか、大容量の電力利用も可能とし、オフィスのほかＲ＆Ｄ拠点、サービスパーツ保管、ショールームなど多様な利活用を可能にした。
　事務エリアにはＯＡフロアを不要とするリーラーコンセントを同社の物件として初導入している。入居状況としては、１階に国際宅配便事業を手がけるスコア・ジャパン、３階に設備機器の製造企業が入居を予定しいている。