「サービスオフィス」ビルにフードホール、赤坂で１０月２９日開業／野村不グループ

　野村不動産と野村不動産コマースは、野村不動産が開発する東京・港区のサービス付きオフィスビル「Ｈ１Ｏ（エイチワンオー）赤坂」内に１０月２９日、地域の社交場となるようなにぎわいを目指したフードホール「ｋａｉｗａｉ　ａｋａｓａｋａ」＝完成外観イメージ＝を開業する。
　開発地は港区赤坂３丁目で、東京メトロ銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅徒歩３分の「みすじ通り」沿い。敷地面積９８９ｍ２、建物は１３階建て（延べ床面積５２３８ｍ２）。１～２階が「ｋａｉｗａｉ　ａｋａｓａｋａ」（１４区画・５８８ｍ２）、１３階にはルーフトップバー（８０ｍ２）を設ける。メインのＨ１Ｏ対象フロアは３～１２階で、区画数は９４区画（延べ２７７２ｍ２）という構成。
　このフードホール開設の狙いは、デベロッパー・商業事業者として、入居店舗との一体感を同施設で醸成しながら、地域と密着して街との一体感も有する、温かみのある施設を目指したいとの思いを込めたという。「Ｈ１Ｏ赤坂」や近隣の就業者、居住者、旅行者などさまざまな人々のランチやディナー、仕事の合間の休憩や気分転換に利用してもらう。
　出店テナントは１階に焼き鳥、焼き肉、イタリアン、餃子居酒屋の４店舗。２階は韓国・おでん、小料理とステーキ、鉄板焼き、熊本居酒屋、スナックなど９店舗。また１階と２階を自由に行き来できる内階段を設ける。１３階にはクラフトビアバーが営業する。