三橋義人氏の黄綬褒章祝賀会／中野国交相らが祝辞／神奈川宅協

　神奈川県宅地建物取引業協会は、同会の理事であり、三橋ビル代表取締役の三橋義人氏が４月に黄綬褒章を受章したことを受け、受章祝賀会を開いた。祝賀会には、中野洋昌国土交通大臣や黒岩祐治神奈川県知事、全国宅地建物取引業協会連合会の坂本久会長らが祝辞。三橋氏の長年にわたる不動産業界や地域社会への貢献を称えた。
　三橋氏は大学卒業後、藤和不動産（現三菱地所レジデンス）へ入社以来、３８年あまり不動産業界に従事してきた。１９９０年には三橋ビルの取締役に就任した。０８年には同協会理事に就任して協会運営に携わってきた。２０年に全国宅地建物取引業協会連合会と全国宅地建物取引業保証協会の理事を務め、２２年から全宅連常務理事として活動している。
　会社経営と組織運営に尽力する一方で、地域社会との連携を深めてきた。同協会の県央支部活動では、厚木市長や商工会議所、ライオンズクラブの協力を受け、地域に根差す事業に取り組んでいる。
　三橋氏は関係者に感謝を述べるとともに、空き家対策をはじめとする課題解決に向け、行政と民間の橋渡し役として同協会の重要性を語った。また、今後も消費者・会員のため、不動産業界で中心的役割を果たす協会運営に尽力する、とした。