世田谷区代沢でペット共生賃貸／３階建て１８戸、多頭飼に対応／東急リバブル

　東急リバブル（東京都渋谷区、小林俊一社長）は、東京都世田谷区代沢１丁目で進めていたペットとの共生をコンセプトとした１棟投資用不動産「ウェルスクエア駒場東大前」が竣工したと発表。このほど入居者募集を開始した。
　同物件は京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩９分。第一種低層住居専用地域に鉄筋コンクリート造３階建て全１８戸を完成させた。
　専有面積は２５～４７ｍ２で間取りは１Ｋ～２ＬＤＫ。賃料は１５・２万～２６・２万円という設定。賃貸募集完了後に販売する予定だ。
　ペットは小型犬・中型犬は２匹までで、大型犬は１階のみ（１匹）、猫は３匹まで飼育が可能。
　専有部では滑りにくいフローリングの床材やペットのにおいを軽減させるため天井埋め込み型ナノイー発生機（脱臭）を採用した。床材はペットによる引っかきキズがつきにくいものでオーナーのメンテナンスコストに配慮。ナノイー発生機は室内に浮遊・付着する８種のカビ菌を抑制する効果もあるという。
　また、共用部には足洗い場を設置した。
　ウェルスクエアは自社開発の一棟投資用不動産として、「未来につなぐ、自由にくらす。」をブランドコンセプトに展開している。１４年に開発・販売を開始して以来、関東では東急沿線を中心に首都圏全域で２２４棟、関西エリアでは、大阪・神戸・京都など主要都市を厳選し３４棟、合計２５０棟超の開発実績を持つ。
　今後はペット共生型に加え、「自由自在な土間空間がある住宅」「防音室がある住宅」など、多様な商品開発を進める方針だ。