ナＨの構造採用／設計自由度を向上／トヨタＨ、戸建て商品で

　トヨタホームは１０月１７日、新築戸建て商品「ＥＳＰＡＣｉＯ　ＧＴ（エスパシオジーティー）」＝イメージ＝を発売した。同商品は現エスパシオ（同社独自の鉄軸工法＜ＥＳＴ工法＞）から「制震鉄骨軸組構造」（パナソニックホームズの構造システム）へフルモデルチェンジした商品（ＯＥＭとして導入）。
　同構造は１５センチ単位で柔軟に設計対応が可能なマルチモジュールシステムを採用。限られた敷地を無駄なく生かし、建物の配置や空間構成に豊かな変化が創出できる。
　これによって、趣味などを楽しめる空間としても使用可能なガレージを採用できる。
　また、中庭のような空間を住まいの中核に据える「ライトコア」設計を採用。外部への開口を最小限に抑え、街路や隣家に面する窓を減らすことで視線・騒音を遮断しつつも、内部には光や風を取り入れる居住環境を実現する。
　断熱性能はＺＥＨ水準を超える等級６に対応し、全館空調「スマート・エアーズＰＬＵＳ」の効率を高める。
　そのほか、６０年長期保証（初期保証は４０年）や全５８種から選択できる耐久性の高いタイル外壁を用意した。