九州最大店舗数のアウトレット着工／三井不と福岡地所、福岡西区で

　三井不動産と福岡地所（福岡市博多区）は、福岡市西区の「マリノアシティ福岡」跡地での商業施設計画「（仮称）三井アウトレットパーク福岡」＝ゲートの完成予想図＝を着工した。開業は２７年春の予定。
　同計画は「マリノアシティ福岡」のアウトレット棟を建て替えるとともに、一部既存建物をリニューアルして再活用する。計画地は幹線道路「マリナ通り」に接し、福岡高速環状線「愛宕インターチェンジ」から約２キロ。また福岡市地下鉄空港線姪浜駅は車で５分という立地。
　同施設は、幅広い商体験を楽しんでもらえるよう、アウトレットショッピングに加え、飲食ゾーンなどバラエティ豊かな約２００店舗が集積する、九州最大のアウトレットモールを目指す。また海辺の立地環境を生かした広場を整備するほか、ＣＯ２排出量の削減など、持続可能な社会の実現にも取り組む。
　現地は同市西区小戸２丁目で敷地面積８万５２００ｍ２。建物は２階建ての新築商業棟（延べ床面積４万３８００ｍ２）、既存リニューアルの４階建て商業棟（同２万４７００ｍ２）と、立体駐車場２棟で、合計延べ床面積は１１万７８００ｍ２。