小田急沿線の賃料安い駅ランク／１位「新松田」が４万円台、２位は鶴巻温泉／ＳＵＵＭＯジャーナル

　リクルートが運営するニュースサイト「ＳＵＵＭＯジャーナル」は、小田急電鉄沿線（小田原線、江ノ島線、多摩線の３路線７０駅）のシングル向けを対象に家賃相場ランキングを安い駅順で発表した。シングル向きは１０ｍ２以上４０ｍ２未満のワンルーム、１Ｋ、１ＤＫ。
　それによると、１位は唯一４万円台の新松田（４・９０万円）だった。快速急行で新宿駅までは１時間１５分前後（１５駅）の距離。新松田駅周辺では再開発も計画中。駅前広場や道路の整備、商業・住宅の複合施設の建設まで大規模なもので、２９年に工事完了、３０年の「まちびらき」を目指す。
　２位は鶴巻温泉（５・１０万円）。新宿駅までは快速急行で１時間前後（１１駅）。３位は渋沢と玉川学園前の２駅（５・２万円）がランクイン。新宿駅までは、渋沢駅からは快速急行で１時間１０分前後、玉川学園前駅からは各駅停車と快速急行を乗り継いで４０分前後でアクセスができる。
　全７０駅の中で最も家賃相場が高かった駅は新宿（１３・２万円）。その新宿駅に近く注目の駅として紹介したのは川崎市多摩区の生田駅だった。通勤準急と快速急行の乗り継ぎで新宿駅までは約２２分（５駅）で行くことが可能。駅周辺には複数の大学キャンパスが点在し、スーパー、ホームセンターなどもある。