パラオのリゾート施設に「自然と環境」の拠点開設／東急不グループ

　東急不動産と子会社のパシフィック・アイランズ・デベロップメント・コーポレーション（パラオ共和国、丹下慎也社長）は１２月１２日、パラオで運営するリゾート施設「パラオパシフィックリゾート」に新たなサステナブル・ツーリズムの拠点となる「ルークネーチャーセンター」を開設した。
　同センターはパラオの自然に関する展示や、同リゾートのビーチや森の探検、環境や自然に関するワークショップなどのプログラムを通じ、パラオの美しい自然への理解を深め、環境への意識を育むことのできる施設。ルークはパラオ語で「巣」の意味で、自然との関係性が生まれる「拠点」となる思いを込めた。
　パラオパシフィックリゾートは同国のコロール地区に位置し、敷地面積２７・５ヘクタールで施設の延べ床面積は１万９２２６ｍ２（１７２室）。１９８４年１２月に開業。パラオ共和国の独立前から同国の発展とともに歩んできた。今回の施設は東急不動産グループの「ネイチャーポジティブの実現」に向けた、リゾート事業の旗艦プロジェクトと位置付けている。