短期間で住宅パース制作／受託型で品質担保／ブルーアールとタジク

　ブルーアール（愛知県名古屋市、奥村美徳代表取締役）とタジク（東京都渋谷区、田中義弘社長）が、住宅・不動産業界向けの提案支援サービス「おうち提案ＡＩ」で、間取り図から３Ｄ鳥瞰図やイメージパースを制作する新オプションの提供を開始した。
　新サービスは従来の手作業では約２週間を要していた３Ｄパース制作を、ＡＩ技術と専属クリエイターの協働で、最短で当日～３日程度に短縮するもの。ＡＩによる全自動生成ツールではなく、あえてクリエイターが仕上げを行う受託型モデルを採用した点が特徴だ。ＡＩのみでは困難だった企業ごとのブランド世界観の忠実な再現、ナチュラル・モダンといったインテリアテイストの細かな反映が可能となった。
　導入企業は初回商談の段階で、施主に具体的な完成イメージを提示できるため、商談の質と速度が飛躍的に向上し、満足度の向上や競合差別化などにもつなげられる。
　料金は間取りからの３Ｄ鳥瞰図制作（１点）と鳥瞰図から任意角度でイメージパース制作（２点）を含むパッケージで８万円（税別）から。固定費不要の都度利用型とすることで繁忙期や勝負案件など必要なタイミングで柔軟に活用できる仕組みになっている。必要なときのみ外部リソースとして使用できる点が評価されている。