東京カンテイ/07年上半期駅別坪単価、ベスト10は全て400万円超
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2007.08.01
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東京カンテイは7月31日、首都圏の2007年上半期の新築マンション坪単価を駅別に上位30位までランキングにした。それによると、都心部の駅が軒並み高額で、ベスト10は全て坪単価が400万円を超えている。06年から急激に上昇しており、「広尾」、「目黒」、「中目黒」、「白金台」などのブランドエリアでの上昇率が高く、中でも「四ツ谷」と「広尾」では平均坪単価が500万円を突破し、1戸平均価格も1億円を超えている。
00年に平均坪単価が250万円以上を記録した駅は全体の18.2%で、都心部と城南エリアにのみ分布していたが、07年上半期は全体の31.6%にまで増加し、分布エリアも横浜市中心部から東京都下と城東エリアまで拡大している。郊外においても50%を超える上昇率が目立ち坪単価上昇のスプロール化が顕著に現れた。「大手デベロッパーの強気の値付けが郊外の価格を吊り上げた」(市場関係者)という声も漏れる。
00年に平均坪単価が250万円以上を記録した駅は全体の18.2%で、都心部と城南エリアにのみ分布していたが、07年上半期は全体の31.6%にまで増加し、分布エリアも横浜市中心部から東京都下と城東エリアまで拡大している。郊外においても50%を超える上昇率が目立ち坪単価上昇のスプロール化が顕著に現れた。「大手デベロッパーの強気の値付けが郊外の価格を吊り上げた」(市場関係者)という声も漏れる。