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東京カンテイ/中古マンション価格動向、東京都心初の8000万円台乗せ

  • 2019.10.24
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東京カンテイは10月24日、三大都市圏・主要都市別に中古マンションの価格動向をまとめた。それによると9月の首都圏は、3727万円(前月比0.6%上昇)し、3カ月連続の上昇となった。都県別では、東京都が23区の強含みにより5165万円(同2.7%上昇)となり、神奈川県も横浜市のシェア拡大を受けて2937万円(同3.2%上昇)と大幅に上昇した。埼玉県では、2285万円(同0.7%上昇)で続伸したが、1年前の同じ月との比較で下落した。千葉県は2056万円(同0.2%下落)と下げたが2000万円台を維持して概ね安定的だとする。

主要都市で見ると、東京23区は築古の事例が減ったことと都心の事例シェアが拡大したことで5764万円(前月比2.3%上昇)と3カ月連続で上昇した。都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)では、8カ月連続で上昇し、前の月から1.3%上昇し8065万円と2002年に集計を開始して初めて8000万円の大台に乗った。

横浜市は3085万円(同0.1%上昇)、千葉市が1904万円(同0.1%下落)だった。さいたま市では2679万円(同1.0%下落)と再び落ち込んだ。

近畿圏の平均価格は前月らか横ばいの2367万円と5月以降の上昇傾向に一服感が出たものの、前年同月との比較では依然6~7%ほど上回る水準をキープしている。大阪府は2560万円(前月比0.1%上昇)と上昇幅が鈍化傾向。兵庫県は横ばいの2084万円となった。主要都市別に見ると、大阪市で前月比0.4%上昇の3316万円と小幅ながら引き続き上がった。神戸市は2137万円(同0.4%上昇)と再び上昇した。
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