購入資金調達で「贈与」と「民間ローンの利用」が拡大 FRK・消費者動向調査
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2004.09.28
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(社)不動産流通経営協会(=FRK、岩井重人理事長)は、04年度の「不動産流通業に関する消費者動向調査」を実施、結果をまとめた。\n 新築住宅購入者では、購入資金の調達で銀行などの民間ローンを利用する率が大幅に拡大。利用率が前年の35.6%から55.1%へ、20ポイント近く上昇した。利用平均額も、500万円以上増加し、2806万7000円となった。\n 新築・中古住宅購入者とも、親族からの贈与の平均額が拡大。ともに、300万円以上伸び、贈与額が初めて1000万円台を記録した。\n 調査は、6月10~23日に、郵送配布・回収で実施。調査対象は1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で03年4月1日から04年3月31日までに購入した住宅の引き渡しを受けた世帯。有効回答数は918票。