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中古マンション再販価値/原宿トップ、新築時の7割増し

  • 2020.07.02
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東京カンテイは7月2日、築10年が経過したマンションの再販価値(リセールバリュー)を発表した。首都圏では515駅を対象に調査。それによると、2019年のリセールバリューの平均値は94.3%だった。2013年以降に価格の上昇傾向が強まり、ミニバブル期のピークを上回る価格水準となったことを受けて築10年であっても高値で売り出されるケースが増加し、高い価格維持率を示す結果となった。

都心部に位置する多くが新築分譲時以上の価格で中古流通している。最も高い価値を示した駅は2年連続でJR山手線の原宿で172.7%だった。新規供給が少ない希少性から資産価値がアップした。新築分譲時の坪単価482万円に対し、中古流通時には832万円と7割増しとなっている。2位が秋葉原(165.8%)、3位が千駄ヶ谷(147.0%)だった。上位30位まで新築時よりも2割増し以上の価格を維持している。
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