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ムーディーズ/住宅ローン貸倒率、集計来の低水準

  • 2021.04.15
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ムーディーズ・ジャパンは4月15日、住宅ローン担保証券(RMBS)の裏付けとなる住宅ローンの貸倒率と延滞率について、2021年も引き続き低い水準で推移すると予測した。新型コロナウイルスによる経済停滞後の回復に不安が残るものの、借り手の信用力と返済能力の高さを反映する。借り手の多くは正規雇用者で信用力が高いため、引き続き安定的に推移する見込みだ。政府の支援策や家計の貯蓄率の上昇を受けて、借り手のローン返済能力が一時的に改善しているとも指摘している。

今年1~2月のRMBSプールでの貸倒率と延滞率は集計開始以来の低い水準で推移しているという。貸倒率(年率)と61日以上延滞率(月率)は2月にそれぞれ0.04%と0.06%だった。コロナ前の19年よりも低い水準となった。
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