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中古住宅4月成約、昨春、緊急事態の反動で大幅増に

  • 2021.05.14
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東日本不動産流通機構(レインズ)は5月14日、首都圏の中古住宅市場の4月動向を発表した。それによると、売買取引がマンション、戸建てとも活発に推移している。昨年4月は、新型コロナウイルス感染拡大で最初の緊急事態宣言が発令され、不動産各社が販売窓口を閉めたほか、消費行動が萎縮したことを反映している。

マンションの成約件数は3428件(前年同月比110.4%上昇)となった。すべての地域で80~140%台の大幅な増加となった。成約価格は3826万円(同16.1%上昇)で11カ月連続で前年同月の水準を上回った。

中古戸建住宅の首都圏の成約件数は1347件(前年同月比98.1%増)となり、10カ月連続で前年同月を上回った。こちらも全地域で増えて50~170%台の大幅増加となった。4月としてはレインズ発足以来の最高となった。成約価格は3406万円(同24.8%上昇)となり、6カ月続けて上がった。
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