国交省/八王子階段崩落事故の施工者関与物件は241件
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2021.06.07
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国土交通省は、東京・八王子の賃貸アパートの外階段が崩れ落ちて住人の女性が4月17日に転落死した事故を受けて施工を担当した則武地所(相模原市)などが関与した共同住宅の調査結果をまとめた。その結果、6月1日時点で報告された共同住宅は東京都と神奈川県内に計241件あったことがわかった。当初報告の166件から75件増えた。
このうち屋外階段の劣化等による危険性のあった6件について、建築研究所などの専門家による現地調査も踏まえ、特定行政庁の要請に基づいて仮説の柱の設置など安全対策が進められている。同省は、特定行政庁に対しては、①建築士等による詳細調査②屋外階段の改修計画の提出と改修の実施③改修完了まで定期的な点検と特定行政庁へり報告――を要請する。
このうち屋外階段の劣化等による危険性のあった6件について、建築研究所などの専門家による現地調査も踏まえ、特定行政庁の要請に基づいて仮説の柱の設置など安全対策が進められている。同省は、特定行政庁に対しては、①建築士等による詳細調査②屋外階段の改修計画の提出と改修の実施③改修完了まで定期的な点検と特定行政庁へり報告――を要請する。