
成田市に国際物流拠点、ヒューリックとJAL航空上屋施設と一体化
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2025.07.23
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ヒューリック(東京都中央区、前田隆也社長)と日本航空(同品川区、鳥取三津子社長、JAL)は7月15日、千葉県成田市下福田地区で航空上屋施設(保税蔵置き場)と物流施設を一体化した国内初の国際物流拠点「WING NRT(ウイングナリタ)」の運営を共同で進めることについて合意したと発表した。
「ウイングナリタ」は、(1)成田空港の国際的なプレゼンス(存在感)の向上、(2)顧客の利便性向上と地域への貢献--を目指した。半導体をはじめとする精密機械、リチウムイオン電池、越境EC、医薬品などに加えて、政府が輸出拡大を掲げる農林水産品の集積基地として、成田空港を通じて世界中の物流拠点とシームレスにつながる輸出入拠点の役割を担う。
ヒューリックはすでに全体土地面積約45万m2の用地を取得して造成工事を進行中。27年の建築工事着手、29年の開業を目指し、同街区の開発計画を推進する。建物面積は合計で約42万m2、うち上屋施設は約15万m2となる見込みだ。
JALは同街区の上屋施設で最先端のテクノロジー機器を導入するほか、医薬品専用定温庫、高機能冷蔵・冷凍庫などを完備することで、あらゆる物流ニーズに対応する。また、ヒューリックとJALは同街区開業後の施設運営と進出企業の誘致についても共同で取り組み、成田空港と同街区を高頻度で結ぶ輸送サービスや、同街区内の貨物輸送サービスなど、運営形態を共につくり上げていくという。
「ウイングナリタ」は、(1)成田空港の国際的なプレゼンス(存在感)の向上、(2)顧客の利便性向上と地域への貢献--を目指した。半導体をはじめとする精密機械、リチウムイオン電池、越境EC、医薬品などに加えて、政府が輸出拡大を掲げる農林水産品の集積基地として、成田空港を通じて世界中の物流拠点とシームレスにつながる輸出入拠点の役割を担う。
ヒューリックはすでに全体土地面積約45万m2の用地を取得して造成工事を進行中。27年の建築工事着手、29年の開業を目指し、同街区の開発計画を推進する。建物面積は合計で約42万m2、うち上屋施設は約15万m2となる見込みだ。
JALは同街区の上屋施設で最先端のテクノロジー機器を導入するほか、医薬品専用定温庫、高機能冷蔵・冷凍庫などを完備することで、あらゆる物流ニーズに対応する。また、ヒューリックとJALは同街区開業後の施設運営と進出企業の誘致についても共同で取り組み、成田空港と同街区を高頻度で結ぶ輸送サービスや、同街区内の貨物輸送サービスなど、運営形態を共につくり上げていくという。