超小型、１５エリアで最高賃料、アットホーム調べ、２５年上期の小規模オフィス

　アットホームは２５年上期（１～６月）の小規模オフィス（５０坪以下）の募集賃料動向をまとめた。５坪～２５坪以下を「超小型」、２５坪～５０坪以下を「小型」とする。
　それによると、東京２１エリアの小規模オフィス募集賃料（１坪単価）は、超小型が１万４３２１円（前期比３・５％上昇）、小型は１万６０１３円（同１・２％上昇）とともに上昇した。超小型は１５エリアで、小型は１０エリアで１２年下期以降最高値を更新した。
　エリア別＝表＝の賃料トップ５は、超小型は銀座（２万７０２円）、原宿・表参道（１万９０２５円）、東京・日本橋・京橋（１万８２６５円）、渋谷（１万７８８２円）、恵比寿・中目黒（１万７８０８円）の順。
　小型は渋谷（２万３０９０円）、原宿・表参道（２万２９５９円）、銀座（２万１９６０円）、東京・日本橋・京橋（２万１６１４円）、恵比寿・中目黒（２万３４９円）の順だった。
　超小型で前期比上昇率が最も大きかったのは東京・日本橋・京橋（前期比６・８％上昇）、反対に中野・荻窪（同９・２％下落）は最も下落した。
　小型では、中野・荻窪（同２３・７％上昇）が大幅上昇したほか、六本木、原宿・表参道、両国・錦糸町の３エリアが前期比２ケタ上昇した。最も下落したのは池袋で５・９％だった。