ベトナムで２棟２千戸開発、１棟目、進ちょく率９割、コスモスイニシア

　コスモスイニシアは、ベトナムの現地デベロッパーであるＴＴキャピタル・インベストメント社とグローバル不動産会社のコーテラス・パートナーズ社との戦略的パートナーシップのもとで推進中のホーチミン市ディーアン地区の分譲住宅開発事業第１号物件「ＴＴ　ＡＶＩＯ（ティーティーアビオ）」のＯＲＩＯＮ棟の予約受け付けを開始した。
　同プロジェクトは急速な都市化と所得水準の向上を背景に、現地中間所得層をターゲットとした総戸数２０５５戸（ＡＶＩＳ棟＝３０階建て・１１０９戸、ＯＲＩＯＮ棟＝３７階建て・９４６戸）の２棟構成の分譲住宅開発事業だ。
　昨年から予約受け付けを開始したＡＶＩＳ棟は順調に進ちょくしており、約９カ月で進ちょく率は９０％程度に達した。ＯＲＩＯＮ棟については今年７月２６日に１期５４０戸を対象に第１回予約会を開き、多くの人が来場した。
　同事業の敷地面積は約１・６ヘクタール。ユニットタイプはスタジオ～３ベッドで、平均販売価格（全体、１戸あたり）は専有面積は４０ｍ２で７５０万円、８１ｍ２で１５００万円という設定。
　引き渡しはＡＶＩＳ棟が２７年第４四半期頃、ＯＲＩＯＮ棟は２８年第４四半期頃。