２５年上期、首都圏中古戸建て価格／東京２３区は最高額、さいたま市も更新／アットホーム調べ

　アットホームは９月９日、２５年上期（１～６月期）の首都圏中古戸建て価格動向を発表した。同調査では１戸あたりの登録価格（売り希望価格）の中央値を「価格」としている。
　首都圏全体の価格は２９９９万円と前期比横ばいで推移したが、前年比では２・６％下落した。
　エリア別で前期比上昇したのは東京２３区と都下、さいたま市の３エリアで、それ以外の５エリアは横ばいだった。
　上昇エリアの中でも東京２３区は５％上昇と大きい伸び率となり、１７年上期以降の最高額となった。また、前期比上昇したさいたま市が最高額を記録したほか、前期で最高額を更新し今回横ばいだった横浜・川崎市と千葉県西部が最高額を維持した。
　各エリアの価格は次の通り。東京２３区＝６２８０万円（前期比５・０％上昇）▽都下３５００万円（同０・３％上昇）▽横浜・川崎市＝４２８０万円（同横ばい）▽神奈川県他＝２８８０万円（同横ばい）▽さいたま市＝３４８０万円（同３・０％上昇）▽埼玉県他＝２２８０万円（同横ばい）▽千葉県西部＝２９８０万円（同同）▽千葉県他＝１６８０万円（同同）。