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ベトナムで2物流施設/「ロジクロス」シリーズ相次ぎ竣工へ/三菱地所

ベトナムで2物流施設/「ロジクロス」シリーズ相次ぎ竣工へ/三菱地所

  • 2025.09.22
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 三菱地所は、ベトナムで2つの物流施設開発を進め、ホーチミン近郊のタイニン省で「ロジクロス ナムトゥアン」(敷地面積11・5ヘクタール、延べ床面積6・3万m2)を竣工した。北部ハイフォン市の「ロジクロス ハイフォン」(同15・1ヘクタール、同8・8万m2)は9月に竣工する予定。2つの物件は、三菱地所として初のベトナムでの物流施設開発で、物流施設ブランド「ロジクロス」としては初の海外展開となる。両物件の総事業費は約135億円。
 「ロジクロス ナムトゥアン」は、ベトナム最大の商業都市ホーチミンへは車で50分の立地。同物件は最小3000m2から分割可能な平屋建てマルチテナント型物流施設3棟。うち1棟には両面バース(荷さばき場)を採用したほか、クロスドッキングなどの流通オペレーションを必要とする事業者ニーズにも対応する設計とした。米国グリーンビルディング協会の環境認証も取得済み。リーシング中で、多くの引き合いがあるという。
 「ロジクロス ハイフォン」は北部最大の国際貿易拠点であるハイフォン港エリアでの開発。同物件は2棟構成で、高付加価値なオペレーション構築に寄与する高床式バースを採用。着工直前に発生した24年9月の台風11号でハイフォン付近では多くの家屋・向上がダメージを受けた。だが、着工後も柔軟に設計を再検討し、耐風圧性能を当初予定より強固なもの変更するなど、日系事業主と日系の設計・施工で細やかな設計仕様を実現したという。
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