三井不レジ、日本橋再開発タワー賃貸住宅にヒルトン／最上級ブランド全７１戸

　三井不動産レジデンシャル（東京都中央区）とヒルトン（米国バージニア州）は、三井不動産が参加組合員として参画・推進する「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」で、三井不動産レジデンシャルが事業推進する賃貸住宅について契約を締結。住宅名称を「ウォルドーフ・アストリア・レジデンス東京日本橋」と決めた。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ＆リゾーツ」の名を冠したアジア太平洋地域初の住宅で、入居開始は２７年秋の予定。
　同住宅は、再開発事業のメインタワーの最高層階４８～５１階（延べ床面積１万４８００ｍ２）で全７１戸の予定。３９～４７階に開業予定のホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」との連携で、一人ひとりに合わせたきめ細やかなサービスを居住者に提供するという。
　住宅面積は６０ｍ２台から４３０ｍ２台までの広々としたタイプをそろえ、東京駅に至近で日本橋駅にも直結する高い利便性、地上約２５０ｍ２からの眺望、多種多様な商業集積による快適でラグジュアリーなライフスタイルを提供する考え。居住者専用の共用施設として、５０階にキッチン付きパーティラウンジ、マルチルームを備えたテラス付きロビーラウンジ＝完成イメージ＝を設置する。
　ホテルとの連携サービスとしては、ホテルスタッフによるポーターサービス、ヴァレーサービスのほか、ランドリー・クリーニング、ハウスキーピング、ルームサービス、出張シェフ・ケータリングサービスなど。また、ホテルのレストラン、プール、スパなどの共用施設利用では、住宅各フロアから専用エレベーターでホテルフロアにアクセスできるようにする。