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京都「元新道小学校跡地活用計画」が竣工/NTT都市、高級ホテル来春開業、歌舞練場も建て替え

京都「元新道小学校跡地活用計画」が竣工/NTT都市、高級ホテル来春開業、歌舞練場も建て替え

  • 2025.11.05
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 NTT都市開発(東京都千代田区、池田康社長)は、京都市東山区で開発を進めてきた「元新道小学校跡地活用計画」を竣工した。同プロジェクトは1869年に開校した小学校跡地に、日本初進出のラグジュアリーホテル「カペラ京都」(26年春開業予定、全89室)=写真中央(右)=を新築。また花街文化継承の場として「宮川町歌舞練場」=同(左)=を建て替え、地域施設も新築した。
 プロジェクトでは、宮川町の街並みと、東山の景観との調和を図るため、既存建物の特徴を生かしたデザインとし、部材の生け捕りによる再活用を実施。宮川町のシンボルでもある歌舞練場大屋根を再建するなど、随所に街の記憶を継承したつくりとした。
 敷地全体では、ホテル・歌舞練場・地域施設の3施設を新道通に沿って整備し、大和大路通、新道通、宮川町通の南北の通りに対し、2つの建物を新しく配置することで、東西に新たな人の流れを生み、地域の回遊性を高めたのが特徴。
 ホテル棟は敷地面積約4000m2(一部地域施設含む)で、建物は地上4階地下2階建て、延べ床面積1万5700m2(ホテル1万5500m2、地域施設200m2)。歌舞練場は敷地面積約2300m2(同)で、地上3階地下2階建て、延べ床面積約5000m2(歌舞練場3600m2、地域施設1400m2)という規模。歌舞練場では11月1日から9日までこけら落とし公演を行う。
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