農水省と木材利用促進で協定／長谷工

　長谷工コーポレーション（東京都港区、熊野聡社長）はこのほど、農林水産省と「住まいの木造木質化における建築物木材利用促進協定」を締結した。
　同社と農林水産省が連携・協定することで、同社の「建築物の木材の促進に関する構想」に基づく取り組みを促進し、その達成に寄与することが同協定の目的。
　同構想は、多様な規模の住まい建設での木材利用や環境などに配慮した木材の調達を通じ、２０５０年カーボンニュートラルの達成、循環型森林利用システムの構築、住まい手のウェルビーイングの実現などへの貢献を掲げている。
　取り組みにあたっては、（１）自社事業でのＲＣ造と木造のハイブリッドマンションや純木造のマンション共用棟建設の促進、（２）木造木質化の要素技術開発・採用による木材利用の促進、（３）住まいのライフサイクル全体でのＣＯ２削減への積極的な取り組み－－など。