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10月の中古マンション 在庫4・3万戸台と縮小傾向/23区単価は2ケタ上昇、8カ月連続で/東日本レインズ

10月の中古マンション 在庫4・3万戸台と縮小傾向/23区単価は2ケタ上昇、8カ月連続で/東日本レインズ

  • 2025.11.17
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 東日本不動産流通機構(東日本レインズ、桑原弘光理事長)は、10月の首都圏不動産流通市場動向をまとめた=別表。
 それによると、首都圏中古マンションの成約件数は4222件(前年比36・5%増)と12カ月連続で増加。成約1m2単価は85・35万円(同13・6%上昇)と、20年5月から66カ月連続で上昇。価格は5325万円(同12・4%上昇)と12カ月連続で上昇した。
 在庫件数は4万3699件(同4・8%減)と3カ月連続で減少した。在庫件数は24年1月・2月にコロナ禍前(19年)の水準4万7000戸台まで回復。24年下期から25年上期までは4万4000~4万5000戸台を行き来し、この9月・10月はともに4万3000戸台で推移した。
 エリア別の成約件数は全エリアで増加。単価は東京23区が前年比プラス17%と大幅上昇が続き、前年比2ケタ上昇は8カ月連続となった。下落したのは埼玉県と神奈川県他の2エリアでともに2カ月連続で下落した。
 一方、中古戸建ての成約件数は1804件(前年比53・7%増)と12カ月連続の増加。価格は3801万円(同0・6%上昇)とほぼ横ばいだった。
 在庫件数は2万3559件(同3・9%増)と、22年9月から38カ月連続で増加した。
 エリア別の成約件数は全エリアで増加。価格は東京23区が前年比8%台、神奈川県他が同5%台の伸びで、埼玉県と千葉県、横浜・川崎市の3エリアは下落した。
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