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自動運転トラックを導入/奈良―神奈川間で大和ハ向け資材輸送/大和物流が1月から

自動運転トラックを導入/奈良―神奈川間で大和ハ向け資材輸送/大和物流が1月から

  • 2025.11.17
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 大和物流は、トラックドライバー不足に対応するため、T2(東京都千代田区、熊部雅友代表取締役CEO)の自動運転トラックで物流会社などの荷物を幹線輸送する「商用運行」に参画した。26年1月から大和ハウス工業向けの住宅用建材や設備などの輸送で、T2の自動運転トラックの利用を開始する。
 今年7月には、T2は自社で開発したレベル2自動運転トラックを用いた幹線輸送を国内で初めて事業化し、佐川急便、西濃運輸、日本郵便、福山通運、三井倉庫ロジスティクスの5社をユーザーに商用運行を開始している。
 同社でもすでにT2の自動運転トラックを取り入れた実証=写真=を7~10月の期間で4回実施した。
 こうした結果から、既存の運行と同等の輸送品質や安全性を担保できることを確認した上で、前述の5社に続き、T2の自動運転トラックを利用するユーザーとして商用運行に参画した。
 具体的には、1月から調達物流(使用する資材などを購買側が引き取りに行く)のスキームに自動運転トラックを取り入れ、奈良県にある大和ハウスの工場から神奈川県にある大和物流の「海老名物流センター」の約450キロ区間で、大和ハウス向けの住宅用建材や設備などの輸送を開始し、定期運行化する。自動運転は久御山JCT(京都府)から海老名JCT(神奈川県)の区間。
 T2は27年にレベル4の自動運転(特定条件下の完全自動運転)を目指している。
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