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企画特集/不動産仲介は資産管理のパートナーに/~宅建士×賃貸管理士のダブルライセンスが描く未来とは~

企画特集/不動産仲介は資産管理のパートナーに/~宅建士×賃貸管理士のダブルライセンスが描く未来とは~

  • 2026.06.08
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久松商事 営業課花房広太氏

 マンション価格の高騰が続く中、地域に根ざした不動産会社に求められる役割が、短期的な「住まいの紹介」から長期的な「資産管理のパートナー」へと変わりつつある。東京・日本橋エリアで地域密着型の事業を展開する久松商事の花房広太氏は、宅地建物取引士(以下、宅建士)に加え、賃貸不動産経営管理士(以下、賃貸管理士)の資格を併せ持つ「ダブルライセンス」の重要さを説く。その狙いと業務の広がりは何か。

■景気に左右されない「学区」の価値
 日本橋エリアの資産価値を支える大きな要因の一つに「学区」がある。久松、有馬、日本橋といった公立小学校の学区内では、教育環境を重視するファミリー層からの需要は根強く、景気変動の影響を受けにくい傾向がある。
 「仲介担当者が賃貸管理士の視点を持てば、単なる『住まいの紹介』にとどまらず、将来の賃貸需要やリセールバリューを見据えた『資産管理』の提案が可能になる。居住と投資の両面を重視する顧客のニーズに応えるには、管理の知識が欠かせない」と花房氏は語る。

■「点」から「線」のビジネスへ
 多くの仲介担当者にとって契約成立は「点」の終わりに過ぎないが、賃貸管理士の知見があれば、契約成立後の管理運営やリフォーム、相続までを「線」で結ぶビジネスが可能になる。さらに相続でも、売却だけでなく「賃貸に出す」という選択肢を含めた双方の提案ができる。大手の仲介担当者が数年で交代する中、地場の不動産会社が一貫してサポートし続けることは、顧客にとって最大の安心材料となる。
 よって、長期的な関係構築につながることが、賃貸管理士の知識には備わっているとも言える。

■まとめ
 地場の不動産会社が今後も長きにわたり経営を続けるには、顧客にとって資産管理のパートナーとして「頼られる存在」である必要がある。そのためには、顧客の多様な要望に応えなければならない。その土台となるのが正しい知識と情報であり、これからの時代、宅建士だけでなく賃貸管理士の知見も、不可欠な要素と言えそうだ。
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