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三井ホーム、木造マンション受注100棟に/炭素貯蔵量は1・1万トン

三井ホーム、木造マンション受注100棟に/炭素貯蔵量は1・1万トン

  • 2026.06.15
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木造マンションの要件

第1号物件「モクシオンINAGI」の外観

 三井ホーム(東京都江東区、野島秀敏社長)は、5月15日の受注をもって木造マンションの累計受注棟数が100棟に到達したと発表した。100棟の炭素貯蔵量は累計1万1291トン(二酸化炭素換算値)に上る。これはスギの木(50年生)換算で2万2360本分、東京ドーム6・4個分に相当するという。
 従来、木造の共同住宅は住宅ポータルサイト上で「アパート」に分類されていた。同社は高性能な木造に、鉄筋コンクリート造と同等の性能が認められるように働きかけを実施。21年12月に一定の条件を満たす物件が「木造マンション」と呼べるようになった。
 この条件を満たすのが日本初の木造マンションブランド「MOCXION(モクシオン)」だ。中高層木造建築の課題だった耐震性、耐火性、遮音性を、高強度の耐力壁「MOCX WALL(モクスウォール)」などの独自技術によって克服し、木造ならではの高い断熱性や省エネ効果、調湿機能を生かした住まいを実現した。
 木造マンションの特徴は「劣化対策等級3」で、適切な維持管理によって75~90年の使用に耐える建物という点。かつ、(1)建築基準法で定められた耐震基準の1・5倍の耐震性を持つ「耐震等級3」、(2)火災による火熱を60分遮る「耐火等級4」、または耐火構造--の性能を備える。
 モクシオンは、同規模の鉄筋コンクリート造・鉄骨造のマンションと比較して、建設時のCO2排出量を約40%以上削減できる。
 第1号物件は21年に完成した「モクシオンINAGI」。5階建て、延べ床面積3738m2(1階がRC造、2~5階は木造)。竣工時に「エンジニアリング・レポート」を取得。これによって性能の高さが客観的に認められ、鉄筋コンクリート造と同様の減価償却期間の選択が可能となり、木造共同住宅の価値向上につながった。
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