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中古マンション平均価格、千代田区は1.2億円突破、コロナ禍も1都3県強含み続く

  • 2021.03.24
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東京カンテイは3月24日、三大都市圏・主要都市別に中古マンション価格の推移を発表した。それによると、2月の首都圏の価格は3カ月ぶりに1都3県すべてで上昇し、全体平均は3892万円(前月比0.8%上昇)となり、6カ月続けて上がった。

都県別に見ても、東京都が5457万円(同0.6%上昇)で8カ月連続で上昇し、埼玉県が2380万円(同0.9%上昇)と昨年11月以来の上向きを維持している。神奈川県は2954万円(同1.1%上昇)、千葉県が2187万円(同1.2%上昇)となった。

主要都市で見ると、東京23区が6071万円(前月比0.5%上昇)と8カ月連続で上がった。昨年の秋を堺に上昇を強めている。さいたま市は2850万円(同0.1%上昇)とほぼ横ばい。横浜市は3256万円(同1.4%上昇)となり、千葉市が2037万円(同1.3%上昇)と再び上向き昨年末を上回る水準まで持ち直した。

都心6区は8856万円(前月比0.8%上昇)と4カ月連続で上昇した。2019年1月に平均1億円の大台に乗った千代田区では、コロナ禍でも上昇を強めて1.2億円を突破した。
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