
日本橋リバーウォーク/5つの再開発と高速道路地下化/街の将来像など情報発信
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2025.06.16
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東京・中央区の日本橋川沿いのエリアマネジメント法人と、5つの再開発事業を推進する事業者、高速道路の地下化事業に取り組む首都高速道路はこのほど、この再開発エリアとその周辺の名称を「日本橋リバーウォーク」とし、官民地域一体で取り組む街づくりのプレゼンテーション拠点「VISTA(ヴィスタ)」を共同で開設した。
事前予約制で運営する施設で、6月16日から一般受け付けを開始。再開発事業による街づくりの全体像や将来像、首都高速道路日本橋区間地下化事業の具体的な計画などについて、本格的な情報発信を展開する。
4月に日本橋・八重洲エリアで進む5つの再開発区域と近隣エリアをつなぎ、一体感のある街づくりを推進するための法人組織「一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント」を設立していた。構成メンバーは再開発を推進する日本橋一丁目中地区市街地再開発組合、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合、日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合、日本橋一丁目東地区市街地再開発組合、日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合。
情報発信拠点となる「VISTA」は日本橋川沿いで、高速道路地下化事業も確認できる日本橋室町1丁目の室町NSビル3階に設置した。参加企業は首都高速道路と、再開発事業に参画している東京建物、東急不動産、三井不動産の3社。
計画によると、高速道路の地下化事業は2035年に開通し、川を塞いでいた高架の撤去が完了するのが40年。その時、地元の悲願だった日本橋の橋上に青空が戻るとともに、「日本橋リバーウォーク」には川幅を含め幅約100メートル、東京駅と直結する「八重洲一丁目北地区」から「日本橋一丁目東地区」まで、長さ1200メートルに及ぶ広大な親水空間が誕生する。川沿いには歩行者ネットワーク、舟運も行き交う多様な機能を持つ“水都・東京”の新しい姿が浮かび上がる予定だ。
現在、日本橋川沿いで進行中の5つの再開発事業は次の通り=位置図参照。
▼「八重洲一丁目北地区」=区域面積約1・6ヘクタール、竣工予定は南街区29年度、北街区32年度、参加デベロッパー・東京建物、東京ガス不動産
▼「日本橋室町一丁目地区」=区域面積約1・1ヘクタール、竣工予定はA街区31年度、B街区33年度、C・D街区34年度以降、参加デベ・三井不動産
▼「日本橋一丁目東地区」=区域面積3・6ヘクタール、竣工予定はA・B街区31年度、C・D・E街区38年度、参加デベ・三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産
▼「日本橋一丁目1・2番地区」=区域面積約0・8ヘクタール、竣工予定はA・B街区31年度、C・D街区34年度、参加デベ・三井不動産
▼「日本橋一丁目中地区」=区域面積約3・9ヘクタール、オフィス・商業・ホテル・居住施設・MICE施設などで構成し竣工予定は26年、参加デベ・三井不動産、野村不動産
事前予約制で運営する施設で、6月16日から一般受け付けを開始。再開発事業による街づくりの全体像や将来像、首都高速道路日本橋区間地下化事業の具体的な計画などについて、本格的な情報発信を展開する。
4月に日本橋・八重洲エリアで進む5つの再開発区域と近隣エリアをつなぎ、一体感のある街づくりを推進するための法人組織「一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント」を設立していた。構成メンバーは再開発を推進する日本橋一丁目中地区市街地再開発組合、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合、日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合、日本橋一丁目東地区市街地再開発組合、日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合。
情報発信拠点となる「VISTA」は日本橋川沿いで、高速道路地下化事業も確認できる日本橋室町1丁目の室町NSビル3階に設置した。参加企業は首都高速道路と、再開発事業に参画している東京建物、東急不動産、三井不動産の3社。
計画によると、高速道路の地下化事業は2035年に開通し、川を塞いでいた高架の撤去が完了するのが40年。その時、地元の悲願だった日本橋の橋上に青空が戻るとともに、「日本橋リバーウォーク」には川幅を含め幅約100メートル、東京駅と直結する「八重洲一丁目北地区」から「日本橋一丁目東地区」まで、長さ1200メートルに及ぶ広大な親水空間が誕生する。川沿いには歩行者ネットワーク、舟運も行き交う多様な機能を持つ“水都・東京”の新しい姿が浮かび上がる予定だ。
現在、日本橋川沿いで進行中の5つの再開発事業は次の通り=位置図参照。
▼「八重洲一丁目北地区」=区域面積約1・6ヘクタール、竣工予定は南街区29年度、北街区32年度、参加デベロッパー・東京建物、東京ガス不動産
▼「日本橋室町一丁目地区」=区域面積約1・1ヘクタール、竣工予定はA街区31年度、B街区33年度、C・D街区34年度以降、参加デベ・三井不動産
▼「日本橋一丁目東地区」=区域面積3・6ヘクタール、竣工予定はA・B街区31年度、C・D・E街区38年度、参加デベ・三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産
▼「日本橋一丁目1・2番地区」=区域面積約0・8ヘクタール、竣工予定はA・B街区31年度、C・D街区34年度、参加デベ・三井不動産
▼「日本橋一丁目中地区」=区域面積約3・9ヘクタール、オフィス・商業・ホテル・居住施設・MICE施設などで構成し竣工予定は26年、参加デベ・三井不動産、野村不動産