25年第3四半期マンション/新築供給、12期ぶりに増加/中古流通戸数は3期連続で減少/東京カンテイ
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2025.11.17
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東京カンテイがまとめた25年第3四半期(7~9月)の全国マンション市場によると、マンション総戸数(新築供給戸数と中古流通戸数の合計)は前年比0・5%減少し12万7313戸と3期連続でマイナスとなったものの減少率自体は縮小した。
内訳は、新築供給戸数は前期比18・2%増の1万7052戸と12期ぶりにプラスだった。四半期ベースでは3期ぶりに1万7000戸台に回復したが、23年以降の2万戸を下回る状況は継続している。今期は圏域を問わず2ケタのプラスで首都圏と中部圏は2期連続で増加した。
中古流通戸数は前年比2・9%減の11万261戸と3期連続でマイナスとなったが、減少率は縮小した。四半期ベースでは依然として11万戸以上の水準を維持し続けている。首都圏は前期比で5期連続、それ以外の圏域は3期連続でマイナスとなった。
■市場規模
全国新築・中古マンション市場規模(1戸平均価格×戸数で算出)は、5兆7646億円(前期比16・4%上昇)と4期連続でプラスとなった。
内訳は新築マンションが1兆2511億円(同24・4%上昇)。圏域別では首都圏は4期連続の2ケタ上昇で上昇率も拡大、近畿圏やその他(地方圏)も20%前後のプラスを示した。中部圏は2期連続のマイナスだった。
中古マンションは4兆5134億円(前年比14・4%上昇)と16期連続で上昇した。四半期ベースでは4期連続上昇で集計開始以来の最高値を更新した。圏域別では、首都圏は前期比2ケタ上昇、近畿圏や地方圏も市場規模を順調に拡大している。半面、中部圏は概ね横ばいで市場規模の拡大傾向に頭打ち感が出始めている。
内訳は、新築供給戸数は前期比18・2%増の1万7052戸と12期ぶりにプラスだった。四半期ベースでは3期ぶりに1万7000戸台に回復したが、23年以降の2万戸を下回る状況は継続している。今期は圏域を問わず2ケタのプラスで首都圏と中部圏は2期連続で増加した。
中古流通戸数は前年比2・9%減の11万261戸と3期連続でマイナスとなったが、減少率は縮小した。四半期ベースでは依然として11万戸以上の水準を維持し続けている。首都圏は前期比で5期連続、それ以外の圏域は3期連続でマイナスとなった。
■市場規模
全国新築・中古マンション市場規模(1戸平均価格×戸数で算出)は、5兆7646億円(前期比16・4%上昇)と4期連続でプラスとなった。
内訳は新築マンションが1兆2511億円(同24・4%上昇)。圏域別では首都圏は4期連続の2ケタ上昇で上昇率も拡大、近畿圏やその他(地方圏)も20%前後のプラスを示した。中部圏は2期連続のマイナスだった。
中古マンションは4兆5134億円(前年比14・4%上昇)と16期連続で上昇した。四半期ベースでは4期連続上昇で集計開始以来の最高値を更新した。圏域別では、首都圏は前期比2ケタ上昇、近畿圏や地方圏も市場規模を順調に拡大している。半面、中部圏は概ね横ばいで市場規模の拡大傾向に頭打ち感が出始めている。

