「パークナードテラス結の宙」第１弾／沖縄読谷村で全戸「ＺＥＨ」／パナソニックＨ

　パナソニックホームズは、沖縄県中頭郡読谷村で分譲住宅地「パークナードテラス結の宙　読谷村」（開発面積２６７０ｍ２、全１１区画）の開発を進めている。「パークナードテラス結の宙」シリーズは（１）エコロジー、（２）コミュニティ、（３）ウェルビーイング－－をコンセプトに導入した分譲住宅地で読谷村は第１号物件となる。
　分譲種別は、建築条件付き宅地分譲と建売分譲。モデルハウス１戸を除き、６戸が成約済みだ。分譲中の販売価格は、建築条件付き宅地分譲は１５７０万円（土地面積１６３ｍ２）と１６９０万円（同２１４ｍ２）。建売分譲は軽量鉄骨平屋建て（３ＬＤＫ）で、土地面積１７７ｍ２・延べ床面積８７ｍ２が５７３５万円、同１９６ｍ２・同８２ｍ２が５７０５万円で販売中。引き渡しは１２月ごろ。
　エコロジー面では、全戸を「ＺＥＨ」の分譲地として、創エネルギー量と消費エネルギー量が相殺されてゼロになる住宅で構成する。太陽光発電システムで創った電気を蓄電池と電気自動車へ同時に充放電するほか、停電時はガスが供給されている場合、太陽光発電の自立運転機能を利用し、ガスでお湯の供給が可能となる。
　また、外壁には光触媒タイル「キラテック」を採用し、手入れの手間や塗り替え、補修などのメンテナンスを軽減する。
　コミュニティ面では街区内に共有の「プラントスペース（緑地）」を設置する。
　ウェルビーイング面では、湿気対策として珪藻土石膏ボードを内装に採用しカビやダニの発生を抑制。また、自然沈降作用とＨＥＰＡフィルターで微粒子を除去するエコナビ搭載換気システム「ＨＥＰＡ＋」を採用した。