「住まいの断熱効果」を検証/積水化学G、北大研究Cと共同研究
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2025.11.17
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積水化学工業の調査研究機関の住環境研究所(東京都千代田区、太田真人所長)は、国立大学法人東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター(仙台市青葉区、瀧靖之センター長)と共同研究契約をし、1月から「住まいの断熱効果」に関する調査を実施する。
同調査は住宅断熱とそれによる健康寿命延長効果について、詳しいエビデンスの取得を目的に調査を行う。対象は宮城県内の40~60代の居住者、研究期間は25年10月から28年8月の約3年間。調査参加のモニター募集を11月上旬から開始し、26年1月から2年間にわたり調査し、数度の中間報告を経て、28年上半期中に最終報告を行う予定だ。
戸建て住居を中心に断熱性能を、低断熱群(断熱等性能等級3相当)と、高断熱群(同等級5相当)の2群に分け、断熱性能効果を前向きコーホート研究で検証を行う(特定の集団を一定期間にわたって追跡し、特定の要因が将来的に健康結果に関連するか調査する)。
同検証では、暖かさ・寒さの状況や冷暖房設備の種類、使い方(リビング・寝室など)、湿温度、温熱満足度(各居室)などの住空間の状況把握に加え、光熱費や医療費についても確認する。また、心理や身体に関する個別の質問に加え、認知機能検査、運動機能検査、血液(生理機能)検査など、居住者に対するより踏み込んだ調査を実施する予定だ。
同センターは、人の誕生から発達、成熟、老化、死に至る加齢の基本的メカニズムを解明するため、多階層的な医学研究を実施している。
同調査は住宅断熱とそれによる健康寿命延長効果について、詳しいエビデンスの取得を目的に調査を行う。対象は宮城県内の40~60代の居住者、研究期間は25年10月から28年8月の約3年間。調査参加のモニター募集を11月上旬から開始し、26年1月から2年間にわたり調査し、数度の中間報告を経て、28年上半期中に最終報告を行う予定だ。
戸建て住居を中心に断熱性能を、低断熱群(断熱等性能等級3相当)と、高断熱群(同等級5相当)の2群に分け、断熱性能効果を前向きコーホート研究で検証を行う(特定の集団を一定期間にわたって追跡し、特定の要因が将来的に健康結果に関連するか調査する)。
同検証では、暖かさ・寒さの状況や冷暖房設備の種類、使い方(リビング・寝室など)、湿温度、温熱満足度(各居室)などの住空間の状況把握に加え、光熱費や医療費についても確認する。また、心理や身体に関する個別の質問に加え、認知機能検査、運動機能検査、血液(生理機能)検査など、居住者に対するより踏み込んだ調査を実施する予定だ。
同センターは、人の誕生から発達、成熟、老化、死に至る加齢の基本的メカニズムを解明するため、多階層的な医学研究を実施している。

