九電グループが高級ブランド

福岡市中央区で第１弾、専有最大２５０ｍ２
　九州電力（福岡市中央区）と九電不動産（同）は、新たなハイエンドレジデンスブランド「ＧＲＯＵＮＤＩ（グラウンディ）」を立ち上げ、第一号物件として福岡市中央区大濠一丁目に「ＧＲＯＵＮＤＩ　ＯＨＯＲＩ（グラウンディ大濠）」を計画している。
　立地は福岡市営地下鉄七隈線「六本松」駅徒歩７分、大濠公園から徒歩１分。敷地面積は８７９ｍ２、建物は鉄筋コンクリート造地上９階建ての全１０戸で、延べ床面積は２３３５ｍ２。間取りは２ＬＤＫ～４ＬＤＫ、専有面積８７～２５７ｍ２。最上階には３層構造・専有面積２５０ｍ２超のプレミアムルームを設置。テラスからは大濠公園の湖面を望む。２８年３月の完成予定で、同年７月に入居を開始する。デザインはインテリアデザイナーの片山正通氏が手がける。
　新ブランドの理念は「土地を尊ぶ」。地域の自然や風土の文脈を空間に昇華して、その土地ならではの住まいづくりを目指ことで、地元企業として地域全体の価値向上に寄与するレジデンスを目指すとしている。
　環境負荷低減への取り組みとしてＺＥＨ―Ｍオリエンテッド認証の取得（予定）、オール電化、九州電力が保有する森の木材活用に取り組む。
　九電不動産の大神徳仁社長社長は「既存の一等地にとらわれることなく、グラウンディが建つことで、その土地が一等地になる。そのようなブランドに育てていきたい」と述べた。