那覇で新ホテルブランド／４年間で50棟開業目指す／クリアル

　クリアル（東京都港区、横田大造社長）が、グループ会社のクリアルホテルズを通じて新たなホテルブランド「ＶＡＹＳ（ヴェイズ）」を立ち上げた。同社は成長著しい観光市場を取り込むため、２０２４年７月19日に運営特化のクリアルホテルズを設立し、新たなニーズに応える。
　沖縄・那覇で「レイサー沖縄那覇美栄橋」と「レイサー沖縄那覇泊ふ頭」の２施設に続くホテルアセットとなる。
　「ＶＡＹＳ」は「Vacation×Innovation×Ways」を名称の由来とし、「自分だけの自由で特別な体験」をテーマに掲げる。
　デザイン性の高い上質でラグジュアリーな空間と、ＤＸ技術を活用した快適な滞在環境を融合させ、ハイグレードで〝唯一無二〟の宿泊体験価値を提供する。今後４年間で50棟の開業を目指すなど事業展開では積極的な目標を掲げている。
　25年11月時点の「ＶＡＹＳ」パイプラインには、26年末から27年にかけて開業予定の「銀座」「西麻布」「京都八条口」「博多」「札幌」など、全国の主要都市や観光地における計10件のプロジェクトが既に具体化している。
　同社はこれらの展開を通じ、グループ全体でホテルアセットのバリューチェーン構築と企業価値向上を図っていく。