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宅建士試験、合格基準は「正解33問」/難易度上昇でも合格率18%台

  • 2025.12.01
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 不動産適正取引推進機構は11月26日、2025年度の宅地建物取引士資格試験の結果を発表した。試験は10月19日に全国47都道府県257会場で実施。申込者は30万6099人で、前年度に比べて4763人増加した。受験者は24万5462人で、受験率は80・2%(前年度80・1%)だった。
 合格基準は50問中33問以上正解で、登録講習修了者には45問中28問以上の正解者を合格者とした。合格者は4万5821人で、合格率は18・7%(前年度18・6%)。男女別では、合格者のうち男性が2万8831人、女性が1万7490人。男女の合格率は男性が18・1%、女性が19・6%と、女性の合格率の方が高かった。登録講習修了者の合格率は24・2%だった。
 合格者の平均年齢は36・2歳で、職業は不動産業に従事している人が多かったが、金融業や建設業の合格者も一定の割合を占めていた。
 首都圏の試験結果状況をみると、東京都の申込者は6万6926人で前年度比3・5%増、受験者は5万2461人、受験率は78・4%。合格者は1万529人で合格率は20・1%と全国平均を上回った。
 埼玉県は申込者が2万678人で前年比0・4%増、受験者は1万6477人、受験率は79・7%。合格者は3126人で合格率は19・0%だった。
 千葉県は申込者が1万7385人で前年比2・0%増、受験者は1万3978人、受験率80・4%。合格者は2620人で合格率は18・7%だった。
 神奈川県は申込者が2万8118人、前年比1・3%増、受験者は2万2688人、受験率80・7%。合格者は4390人で合格率は19・3%と、全国平均を上回った。
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