多世代対応型エクステリア／環境配慮の素材採用／ＰＬＴグループ

　プライムライフテクノロジーズ（東京都港区、道浦正治社長）とＰＬＴグループ住宅３社（パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム）は、エクステリアリフォームの新メニュー「ｅ－Ｆｌｅｘｔｅｒｉｏｒ（イーフレクステリア）」を企画・開発した。住宅３社で取り扱いを順次進めていく。
　同商品は、子育て世代からシニア世代までライフステージや車の所有台数の変化を考慮した提案ができる。
　例えば、子育て期では、家族との時間に配慮するために拡張したウッドデッキを配置し、植栽プランナーなどでアレンジする。シニア／介護期では、車の所有台数を減らし、くつろぎや地域交流の空間とすることができるように計画できるほか、車いすでの外出動線も考慮した改修ができる－－などだ。
　使用する素材は、（１）軽量で扱いやすく、耐震性や耐風圧性にも優れた安全性の高い乾式の壁（タカショーの「スタイルウォール」）や、（２）廃材木材とリサイクルプラスチックが主原料の１００％リサイクルウッドデッキ（同「グランデＰＬＵＳ」）、（３）低炭素型素材を採用したコンクリートブロック舗装－－で可変性が高く、ＣＯ２排出量も少ない環境配慮の素材や工法を採用したサステナブルな提案ができる。
　また、レジリエンス対応として、電気自動車用の充放電装置、給水・雨水タンク、ローボルトライトなども用意した。