オンサイトPPA×バーチャルPPA/薄型太陽光パネルで再エネ促進/三井ホーム、工場屋根最大限に活用
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2025.12.01
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三井ホームは、東京ガスの法人向けオンサイトPPA「ヒナタオソーラー」とバーチャルPPAの導入について契約を締結した。
今回の取り組みは、三井ホーム埼玉工場の屋根に東京ガスが1メガワット級の薄型軽量太陽光パネルを設置。東京ガスは設置した太陽光パネルで発電した電力を同工場にグリーン電力として供給する。
余剰電力は市場へ売電するとともに、バーチャルPPAを併用することで、環境証書という形でその環境価値を三井ホームに提供する。同社はこの環境証書を、千葉・関西の他工場で活用する。
これによって再生可能エネルギーの普及促進に寄与するスキームが構築できる。薄型軽量太陽光パネルを活用して、オンサイトPPAとバーチャルPPAを組み合わせて導入する取り組みは国内では初めてという。
再エネの年間使用電力は約1170メガワット時、CO2排出量は約506トン削減する見込みだ。
工場のような広大な屋根面があっても耐荷重不足で設置に至らない事例や、設置建物の電力需要が小さくオンサイトで消費しきれる規模の太陽光発電設備導入に留まる事例は多くみられる。
埼玉工場でも屋根の耐荷重制約によって従来型パネルの全面設置は困難だったが、重量を約40%軽減した薄型軽量パネルを採用することで、1メガワット級の太陽光発電設備の導入を実現した。
埼玉工場は鉄骨造地上2階建てで延べ床面積は2万5080m2。屋根面積は1万2150m2で、太陽光パネルの設置面積は6310m2、太陽光パネル容量は1076キロワット。26年に2カ月間工事を行い、27年3月に発電開始する予定だ。
今回の取り組みは、三井ホーム埼玉工場の屋根に東京ガスが1メガワット級の薄型軽量太陽光パネルを設置。東京ガスは設置した太陽光パネルで発電した電力を同工場にグリーン電力として供給する。
余剰電力は市場へ売電するとともに、バーチャルPPAを併用することで、環境証書という形でその環境価値を三井ホームに提供する。同社はこの環境証書を、千葉・関西の他工場で活用する。
これによって再生可能エネルギーの普及促進に寄与するスキームが構築できる。薄型軽量太陽光パネルを活用して、オンサイトPPAとバーチャルPPAを組み合わせて導入する取り組みは国内では初めてという。
再エネの年間使用電力は約1170メガワット時、CO2排出量は約506トン削減する見込みだ。
工場のような広大な屋根面があっても耐荷重不足で設置に至らない事例や、設置建物の電力需要が小さくオンサイトで消費しきれる規模の太陽光発電設備導入に留まる事例は多くみられる。
埼玉工場でも屋根の耐荷重制約によって従来型パネルの全面設置は困難だったが、重量を約40%軽減した薄型軽量パネルを採用することで、1メガワット級の太陽光発電設備の導入を実現した。
埼玉工場は鉄骨造地上2階建てで延べ床面積は2万5080m2。屋根面積は1万2150m2で、太陽光パネルの設置面積は6310m2、太陽光パネル容量は1076キロワット。26年に2カ月間工事を行い、27年3月に発電開始する予定だ。

