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中京圏でも「基幹物流施設」/三菱地所、日進市の区画整理地内に

中京圏でも「基幹物流施設」/三菱地所、日進市の区画整理地内に

  • 2025.12.01
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日進北部地区物流施設のイメージ

 三菱地所は、愛知県日進市日進北部地区で、自動運転トラックによる幹線輸送など新しい物流システムに対応した高速道路インターチェンジ(IC)直結の「次世代基幹物流施設」の開発計画を、中京圏で初めて始動する。日進市、(仮称)日進北部土地区画整理組合設立発起人会と同社の3者間で11月21日、同計画実現に向けた連携に関する覚書を締結した。
 これで、三菱地所が推進する「基幹物流構想」は、すでに進行中の関東(神奈川県横浜市)、関西(京都府城陽市)と合わせ、幹線輸送で三大都市圏を結ぶことになる。次世代モビリティの輸送効率をさらに向上させる基幹物流型ラウンド輸送の実現を見据えながら、日本全国を結ぶ物流ネットワークである広域幹線物流システムの社会課題の解決につなげていく。
 同計画は、東名高速道路名古屋ICから東へ約6・3キロ、長久手IC~日進JCT(ジャンクション)間に位置し、近接する名古屋瀬戸道路へ直結した専用ランプウェイの設置も検討している。土地区画整理事業予定地内の約10万m2の敷地を使い、2030年代前半をめどに延べ床面積が約23万m2のマルチテナント型物流施設を整備する予定。物流業界の人手不足解消や配送効率の高い物流ネットワークを構築することで、物流の自動化・省人化や環境負荷の低減に寄与していくという。
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