ＣＡＳＢＥＥで「Ｓランク」取得／目黒区の居住用物件で環境可視化／ＡＤワークスＧ

　ＡＤワークスグループ（東京都千代田区、田中秀夫社長）は、子会社のエー・ディー・ワークス（東京都千代田区、鈴木俊也社長）が保有する物件「Ｕ　ｒｅｓｉｄｅｎｃｅ恵比寿」で、ＣＡＳＢＥＥ不動産評価認証の最高ランク「Ｓランク」を取得した。グループの物件としても初で、建物の環境性能を積極的に明示する取り組みを一段と強化し、サステナブルな社会の実現に向けた事業を推進している。
　ＣＡＳＢＥＥは建築環境総合性能評価システムであり、省エネルギー性能、環境負荷低減、室内環境、景観配慮などを総合的に評価する指標で、Ｓ・Ａ・Ｂ＋・Ｂ―・Ｃの５段階でランク付けがされる。
　今回の認証取得では同グループの中核事業会社であるエー・ディー・ワークスが、建物の性能などに関する詳細資料を提出し、防犯や植栽管理も含めた総合評価で高い評価を得た。
　同物件は東京都目黒区に位置する居住用不動産で、敷地面積２０９㎡、延べ床面積４１６㎡、鉄筋コンクリート造４階建て、竣工は２０１６年２月。