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9月・10月の宿泊者動向/外国人が堅調推移/観光庁

9月・10月の宿泊者動向/外国人が堅調推移/観光庁

  • 2025.12.08
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国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2025年9月(第2次速報))

 観光庁がまとめた宿泊旅行統計調査によると、9月の延べ宿泊者数は5310万人泊で前年同月比3・6%減だった。10月は6025万人泊で同1・1%増と、月別で動向が分かれた。9月の内訳は日本人が4053万人泊で同5・0%減、外国人が1257万人泊で同1・3%増、10月は日本人が4302万人泊で同1・5%減、外国人が1723万人泊で同8・5%増。9月の延べ宿泊者全体に占める外国人割合は23・7%だった。
 客室稼働率は9月63・2%、10月67・4%で推移し、全体の稼働率が最も高いのは大阪府の83・6%である。9月に稼働率80%を超えた地域はリゾートホテルが0カ所、ビジネスホテルが7カ所、シティホテルが5カ所で前年を上回った。都道府県別延べ宿泊者数の増加率は青森県が前年比13・9%増で最も高く、次いで奈良県が同9・4%増、愛知県が同9・1%増。一方、減少率は秋田県が同16・3%減で最も大きく、鳥取県が同15・3%減、群馬県が同14・5%減だった。
 日本人延べ宿泊者数の伸び率は大阪府が最高で青森県や奈良県や愛知県や滋賀県が続く。
 外国人延べ宿泊者数は1257万人泊であり、国籍別は中国が最多で台湾や米国や韓国やオーストラリアが続き、上位5地域で57・1%を占める。国別ではロシアが同113・0%増、インドが同50・1%増、ドイツが同39・2%増だった。
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