豪州で9階建て217戸/住友林業、全戸スタジオタイプ
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2025.12.08
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住友林業の100%豪州子会社であるSumitomo Forestry Australia社(ビクトリア州メルボルン、小田金泰裕社長)は、現地のCedar Pacific社と共同でシドニー近郊に木造賃貸用集合住宅=完成予想図=を開発する。総開発面積は9200m2で、延べ床面積は6300m2。
建物は9階建て全217戸でコリビング型集合住宅。地下1階と地上1階は鉄筋コンクリート造で、2~9階部分はマスティンバーで建築し、豪州の環境認証グリーンスターで5スターを取得した。
シドニーCBD(ビジネス中心地)の南西約8キロにあるウォーライ・クリークに位置する。ウォーライ・クリーク駅に直結し、電車でシドニー空港まで1駅(2分)、CBDまでは3駅(11分)の利便性。シドニーの主要幹線道路と高速道路入口までは車で約3~6分と主要エリアへのアクセスが容易だ。
同地域は人口の約6割が20~34歳の若年層で、全体の約3割を独身者が占めている。同物件では単身者層をターゲットとして、全室スタジオタイプ(1戸平均29m2)で構成し、若年の専門職層(ヤングプロフェッショナル)や学生、駐在員などの需要を取り込む。
各住戸にはキッチンとバスルームを完備。共用部にはフィットネスジム、コワーキングスペース、ルーフトップテラスなどを配置する計画だ。
2階以上の構造部にマスティンバーを採用することで一般的な鉄筋コンクリート造に比べて、建てる時のCO2排出量は約3割の削減を目指す。木材使用量は約1800立方メートルで、炭素固定効果は二酸化炭素換算値で約1500トンとなる。
賃貸開始時期は27年10月の予定。
建物は9階建て全217戸でコリビング型集合住宅。地下1階と地上1階は鉄筋コンクリート造で、2~9階部分はマスティンバーで建築し、豪州の環境認証グリーンスターで5スターを取得した。
シドニーCBD(ビジネス中心地)の南西約8キロにあるウォーライ・クリークに位置する。ウォーライ・クリーク駅に直結し、電車でシドニー空港まで1駅(2分)、CBDまでは3駅(11分)の利便性。シドニーの主要幹線道路と高速道路入口までは車で約3~6分と主要エリアへのアクセスが容易だ。
同地域は人口の約6割が20~34歳の若年層で、全体の約3割を独身者が占めている。同物件では単身者層をターゲットとして、全室スタジオタイプ(1戸平均29m2)で構成し、若年の専門職層(ヤングプロフェッショナル)や学生、駐在員などの需要を取り込む。
各住戸にはキッチンとバスルームを完備。共用部にはフィットネスジム、コワーキングスペース、ルーフトップテラスなどを配置する計画だ。
2階以上の構造部にマスティンバーを採用することで一般的な鉄筋コンクリート造に比べて、建てる時のCO2排出量は約3割の削減を目指す。木材使用量は約1800立方メートルで、炭素固定効果は二酸化炭素換算値で約1500トンとなる。
賃貸開始時期は27年10月の予定。

