向原第二住宅団地、建て替えマンション/ABINC「優秀賞」に
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2025.12.15
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東京都板橋区の向原第二住宅団地マンション建替組合(小ノ澤聖二理事長)と参加組合員として参画した野村不動産、旭化成ホームズは、同組合が施行した「プラウドシティ小竹向原」(12階建てと7階建ての計2棟構成、全500戸、24年5月竣工)が、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)の第4回ABINC賞で「優秀賞」を受賞したと発表した。
同物件は敷地面積約1・8万m2で、所在地は同区小茂根1丁目と向原3丁目。従前の建物は全264戸の団地。敷地内には約50年間、大切に育てられたサクラ、ケヤキ、スギ、ユリなど多様な樹木が多く生育していた。それらの樹木を団地の歴史として保存、再利用(共用部の家具やアートに)することに加え、従前の団地に見劣りしない緑地量を備え、潤いある街づくり・都市の森づくりに取り組んだ。
また、動物の生息環境に対する配慮として、鳥や蝶が好む花や実のなる木を敷地全体に植えたほか、地上性の小動物の隠れ家となる栗石や、鳥の休息場所となるバードパスを中庭に設けた。移動経路についても、中庭テラスの管理通路を非舗装の砂利とすることで、テラス内外の緑地のつながりを保った。舗装部分についても、地面を覆うように生育する、樹高の低い植物を植えることで昆虫などの移動経路を確保した。
同物件は敷地面積約1・8万m2で、所在地は同区小茂根1丁目と向原3丁目。従前の建物は全264戸の団地。敷地内には約50年間、大切に育てられたサクラ、ケヤキ、スギ、ユリなど多様な樹木が多く生育していた。それらの樹木を団地の歴史として保存、再利用(共用部の家具やアートに)することに加え、従前の団地に見劣りしない緑地量を備え、潤いある街づくり・都市の森づくりに取り組んだ。
また、動物の生息環境に対する配慮として、鳥や蝶が好む花や実のなる木を敷地全体に植えたほか、地上性の小動物の隠れ家となる栗石や、鳥の休息場所となるバードパスを中庭に設けた。移動経路についても、中庭テラスの管理通路を非舗装の砂利とすることで、テラス内外の緑地のつながりを保った。舗装部分についても、地面を覆うように生育する、樹高の低い植物を植えることで昆虫などの移動経路を確保した。

