高速道路維持修繕業務を効率化/3Dデータ活用の検査システムで/DataLabと中日本高速道路が実証
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2025.12.22
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DataLabs(東京都中央区、田尻大介代表取締役)が中日本高速道路(名古屋市中区、縄田正社長)と共同で、3Dデータを活用した高速道路の維持修繕業務の効率化に関する実証実験を行った。
同実証ではDataLabsの3Dインフラ補修工検査システム「Hatsuly(ハツリー)」を活用し、従来は紙・写真ベースで個別管理されていた点検・工事発注図などのデータを統合。3Dデータで統合・一元化することでメンテナンスサイクル全体の効率化・高度化の可能性、一連のメンテナンスプロセス効率化を検証した。3Dインフラ点検システム「Markly」とともに、DataLabsのビジョンを体現するコンセプト「3D InfraLoop」を構成するのが「Hatsuly」だ。
iPadで取得した3Dデータを用いた結果、工事発注図面の作成工数が約10日から約2日へと大幅に短縮する効果も確認したほか、施工フェーズでも帳票作成工数は約8割削減できた。モルタル体積の検測誤差も1%前後程度に収まり、実運用に十分な精度と省力化効果が確認できた。
同社は今後、各フェーズ間のデータ自動連携やUI/UX改善を進め、高速道路業界での本格展開と持続可能なインフラ運営に貢献していく。
同実証ではDataLabsの3Dインフラ補修工検査システム「Hatsuly(ハツリー)」を活用し、従来は紙・写真ベースで個別管理されていた点検・工事発注図などのデータを統合。3Dデータで統合・一元化することでメンテナンスサイクル全体の効率化・高度化の可能性、一連のメンテナンスプロセス効率化を検証した。3Dインフラ点検システム「Markly」とともに、DataLabsのビジョンを体現するコンセプト「3D InfraLoop」を構成するのが「Hatsuly」だ。
iPadで取得した3Dデータを用いた結果、工事発注図面の作成工数が約10日から約2日へと大幅に短縮する効果も確認したほか、施工フェーズでも帳票作成工数は約8割削減できた。モルタル体積の検測誤差も1%前後程度に収まり、実運用に十分な精度と省力化効果が確認できた。
同社は今後、各フェーズ間のデータ自動連携やUI/UX改善を進め、高速道路業界での本格展開と持続可能なインフラ運営に貢献していく。

